2024.12.31
終活という言葉を耳にすることが増えてきましたが、実際にどのようなものなのか、皆さんはご存知でしょうか。最近、私は初めて終活イベントに参加してきましたので、その体験と学びをシェアしたいと思います。
終活とは、人生の終わりを見据えて、身の回りの整理や心の準備を進める活動のことです。今回のイベントは、地元のコミュニティセンターで行われ、幅広い年齢層の方々が参加されていました。参加者の中には、まだ若くこれからの人生を考えるために参加している方も多く、終活が年齢を問わず関心を集めていることを実感しました。
イベントは専門家による講演から始まりました。講演では、終活の意義や具体的な取り組みについて詳しく説明がありました。特に印象的だったのは、自分の人生を振り返り、これからの人生をどう生きたいかを考えることが、終活の本質であるというお話でした。具体的には、エンディングノートの活用や、財産の整理、葬儀の準備などが挙げられていましたが、それ以上に、残された時間をどう豊かに過ごすかを考えることが重要であると感じました。
その後、参加者同士でのグループディスカッションが行われました。ここでは、自分が今まで経験してきたことや、これからやりたいことについて語り合う時間が設けられました。異なる世代、異なるバックグラウンドを持つ方々との交流は、自分自身を見つめ直す良いきっかけとなりました。また、他の方の考え方や価値観に触れることで、自分の視野が広がったように感じます。
終活イベントに参加して感じたのは、終活は決して「終わり」だけを見つめるものではないということです。むしろ、今をどう生きるかを考え、これからをより良くするための活動なのだと強く感じました。私自身、イベントをきっかけに、日々の生活の中で「やりたいことリスト」を作成したり、家族と将来について話し合う時間を増やすように心がけています。
終活に興味がある方も、まだ考えたことがない方も、一度このようなイベントに参加してみることをお勧めします。新たな発見や学びが必ずあるはずです。そして、それがあなたのこれからの人生を豊かにするきっかけになることでしょう。終活を通じて、より良い未来を描いてみませんか。