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2026.01.26

60代からはじめる生前整理|感謝と共に手放す断捨離の新常識

皆様こんにちは。今回は「60代からはじめる生前整理|感謝と共に手放す断捨離の新常識」というテーマでお話しします。 年齢を重ねるにつれて、人生で集めてきた物の数々に囲まれている自分に気づくことはありませんか?それらは大切な思い出や経験の証ですが、いつか家族に負担をかけてしまうかもしれないという不安も感じるものです。 実は60代というのは生前整理を始めるのに理想的な時期と言われています。まだ体力も判断力も十分あり、自分の意思で大切なものを選び、必要のないものを手放すことができるからです。 この記事では、60代からの生前整理の始め時、家族の負担を減らす具体的な方法、そして思い出の品との向き合い方について専門家の視点からご紹介します。単なる「捨てる作業」ではなく、感謝の気持ちを込めて手放す新しい断捨離の考え方をお伝えします。 これから生前整理を考えている方はもちろん、親御さんの整理をサポートしたいと考えているご家族の方にも役立つ情報満載でお届けします。

1. 60代からの生前整理、始めるタイミングはいつ?専門家が教える理想的なスタート時期

「生前整理はいつから始めるべき?」これは多くの60代の方が抱える疑問です。結論からいえば、体力と判断力が充分にあるうちに、つまり60代に入ったらすぐに始めるのが理想的です。特に退職後の新しい生活スタイルが見えてきた時期は、モノと向き合う絶好のタイミングといえます。 生前整理の専門家である日本生前整理協会の調査によると、70代になってから始める方が多いものの、「もっと早く始めればよかった」と感じる方が8割を超えています。体力面の衰えを感じる前に取り組むことで、自分のペースで丁寧に整理できるメリットがあります。 「まだ先でいいだろう」という考えは禁物です。実際、整理には想像以上の時間がかかります。40年以上かけて集めた思い出の品々を見直すには、短くても1〜2年はかかるのが一般的。焦らずじっくり向き合うためにも、早めのスタートが鍵となります。 また、季節の変わり目や引越しなどの生活環境の変化があるタイミングも、生前整理を始めるのに適しています。特に春と秋の衣替えの時期は、クローゼットの整理から始めやすく、成功体験を積み重ねていけるでしょう。 何より大切なのは「強制されずに自分の意志で始める」ということ。家族に言われて仕方なく始めるより、自分自身の決断で取り組むほうが、満足度の高い生前整理が実現できます。そして、物だけでなく、思い出や想いも整理する時間として捉えることで、より充実した第二の人生の土台を作ることができるのです。

2. 親の家が片付かない…60代からの生前整理で家族の負担を減らす具体的な方法

親の家を訪れると、モノであふれかえっていませんか?多くの60代以上の方々は、長い人生で集めたモノに囲まれて生活しています。しかし、このままでは将来、家族に大きな負担をかけることになります。 実際に、親が亡くなった後の遺品整理では平均して約50万円の費用がかかるというデータもあります。さらに精神的な負担は計り知れません。生前整理は、自分の意思で行うことで家族への最後の思いやりとなります。 まず始めるべきは「必要なもの」と「不要なもの」の区別です。思い出の品と日常的に使用するものを分けて考えましょう。具体的には、次の3つのカテゴリーに分類すると効率的です。 1. 今すぐ必要なもの 2. 思い出として残したいもの(ただし厳選) 3. 手放すもの 特に写真やアルバムは量が多くなりがちです。これらはデジタル化サービスを利用すれば、物理的なスペースを取らずに思い出を残せます。キングジムの「フォトドゥ」や富士フイルムの「おもいでばこ」などのサービスが便利です。 書類関係も重要なポイントです。保険証書や不動産関連書類、相続に関わる書類は必ず整理して、家族がすぐに見つけられる場所に保管しましょう。一方で、5年以上前の領収書や使わなくなった取扱説明書は思い切って処分するべきです。 衣類は、実際に着用している物だけを残すルールを設けると良いでしょう。「2年間着ていない服は手放す」という基準が効果的です。捨てるのではなく、リサイクルショップやフリーマーケットアプリで必要な人に譲ることで社会貢献にもつながります。 大型家具の整理も考えましょう。使わない食器棚や本棚は早めに処分または寄付することをお勧めします。リサイクルショップの「トレジャーファクトリー」や「オフハウス」では、状態の良い家具を買い取ってもらえることもあります。 生前整理の際には、家族と一緒に行うことも大切です。特に貴重品や形見分けしたいものについては、事前に家族の意見を聞いておくことで、後のトラブルを防ぐことができます。「これは○○さんに」と付箋を貼っておく方法も効果的です。 最後に、一度にすべてを片付けようとせず、「今週は本棚1つ」など小さな目標を立てて進めることが長続きのコツです。60代からはじめる生前整理は、自分の人生を整理すると同時に、家族への最後の贈り物となります。

3. 捨てられない思い出との向き合い方|60代からの生前整理で見つける本当に大切なもの

生前整理を始めると必ず直面するのが「思い出の品」との向き合い方です。子どもの頃の絵や手紙、亡くなった両親からの遺品、長年連れ添った配偶者との記念品…これらは単なる「モノ」ではなく、人生の宝物のように感じられます。しかし、すべてを保管し続けることは現実的ではありません。 思い出の品を整理する際は、まず「感謝の儀式」を行うことをお勧めします。手に取り、その品が持つ思い出や感情に意識を向け、「ありがとう」と声に出して感謝の気持ちを伝えます。このプロセスにより、物理的には手放しても、心の中にはその思い出が残り続けることを実感できるでしょう。 また、写真に撮って記録に残す方法も効果的です。整理収納アドバイザーの近藤麻理恵さんも推奨するこの方法は、デジタルアルバムにまとめることで、場所を取らず思い出を保存できます。家族写真や子どもの作品は、厳選して1冊のアルバムにまとめるだけで十分な場合も多いものです。 特に迷うのが「いつか使うかもしれない」と保管している品々です。実際には使わないまま年月が経つことがほとんどです。「使用期限」を設定し、その期間内に使わなかったものは思い切って手放す決断をしましょう。 思い出の品を次世代に残す場合は、その品にまつわるストーリーを書き添えると価値が高まります。「このブローチはおばあちゃんが20歳の誕生日に買ったもので…」といった背景情報があれば、受け取る側も大切にしたいと思えるでしょう。 最後に忘れてはならないのは、本当に大切なのは「モノ」ではなく「思い出」そのものだということです。遺品整理を専門とする株式会社クリーンアシストの調査によると、遺族が本当に大切にするのは高価なものより、故人の人柄や思い出が詰まった品だということがわかっています。 思い出の品々と向き合うことは、自分の人生を振り返る貴重な機会になります。感謝とともに手放すことで、心も部屋もすっきりと整い、これからの人生をより豊かに過ごすための空間と心の余裕が生まれるのです。

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