2025.02.27
エンディングノートは、もしもの時に備えて大切な情報を残しておくための手帳です。突然の不測の事態に直面した際、残された家族が慌てることなく必要な手続きを進められるよう、あらかじめ準備しておくことが重要です。今回は、エンディングノートに必ず記載しておきたい10項目について詳しく解説していきます。
1. 基本的な個人情報
氏名、生年月日、住所、マイナンバーなどの基本情報を記載します。また、戸籍謄本や住民票の保管場所も明記しておくと安心です。パスポートなどの重要書類の保管場所も忘れずに記入しましょう。
2. 金融資産情報
銀行口座、証券口座、保険証券など、金融に関する情報を漏れなく記載します。通帳や印鑑の保管場所、口座番号、支店名なども具体的に記入することで、手続きがスムーズになります。
3. 不動産情報
所有している土地や建物の情報、固定資産税の納付状況、不動産の権利証書の保管場所などを記載します。賃貸物件に住んでいる場合は、賃貸契約書の保管場所も明記しましょう。
4. 医療・介護に関する希望
終末期医療に関する考え方や希望する治療方針を記載します。延命治療に対する意思や、臓器提供に関する意思表示も重要な項目です。かかりつけ医や持病、常用している薬の情報も忘れずに。
5. 葬儀・お墓に関する希望
葬儀の形式や規模、お墓の所在地や管理方法など、できるだけ具体的に記載します。家族に伝えておきたい遺言や、お別れの言葉を書き添えるのもよいでしょう。
6. 定期支払い情報
公共料金、クレジットカード、携帯電話など、定期的な支払いが発生するものをリストアップします。解約手続きが必要なサービスも忘れずに記載しましょう。
7. デジタル資産情報
メールアドレスやSNSアカウント、各種サブスクリプションサービスのログイン情報を記載します。デジタル遺品の取り扱いについての希望も明記しておくと良いでしょう。
8. 仕事関連の情報
勤務先の連絡先や、退職金・企業年金に関する情報を記載します。自営業の場合は、事業承継に関する意向や取引先リストなども重要です。
9. 家族・親族の連絡先
緊急時に連絡すべき親族や知人のリストを作成します。特に疎遠になっている親族がいる場合は、できるだけ詳しい情報を残しておきましょう。
10. 思い出の品の取り扱い
思い出の写真や大切にしている物品の保管場所、希望する取り扱い方を記載します。特定の人に譲りたい物がある場合は、その旨を明記しておくと良いでしょう。
エンディングノートは一度書いて終わりではありません。定期的に内容を見直し、更新することが大切です。特に口座情報や保険の内容、医療に関する希望などは、状況の変化に応じて適宜更新が必要です。
また、エンディングノートの保管場所は、家族に必ず伝えておきましょう。金庫に保管する場合は暗証番号も共有しておく必要があります。記入する情報には個人情報が多く含まれるため、保管には十分な注意が必要です。
エンディングノートは決して縁起の悪いものではありません。自分の人生を整理し、大切な人々への思いやりを形にする機会として捉えることができます。これを機に、ご自身のエンディングノート作成を始めてみてはいかがでしょうか。