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2025.03.14

終活を始めたら人生が輝き出した!60代からのミニマルライフ実践記

# 終活を始めたら人生が輝き出した!60代からのミニマルライフ実践記

人生の後半戦に入ると、多くの方が「これからどう生きるか」を考え始めます。私も60代に入り、残りの人生をより豊かに過ごすため、思い切って「終活」と「ミニマルライフ」を取り入れることにしました。その結果、想像以上の充実感と解放感を得ることができたのです。

## 終活とは、実は「始活」だった

「終活」というと、葬儀や相続の準備と思われがちですが、本質は「自分らしい最期を迎えるための準備活動」。つまり、最期まで自分らしく生きるための「始まり」なのです。

私の終活は、まず身の回りの整理から始めました。長年集めてきた書類、使わなくなった衣類、思い出の品々…。最初は「捨てるのはもったいない」という気持ちが強かったのですが、一つひとつ手に取りながら「本当に必要かどうか」と問いかけました。

すると不思議なことに、物を手放すごとに心が軽くなっていくのを感じたのです。これが「ミニマルライフ」への第一歩でした。

## 物を減らすと見えてきた本当の豊かさ

終活の一環として始めたミニマルライフ。物が減ることで、部屋の掃除や整理にかける時間が激減し、自分の趣味や人との交流に充てる時間が増えました。

例えば、長年放置していた写真アルバムを整理する過程で、昔の友人との思い出が蘇り、SNSで連絡を取ってみたところ、30年ぶりの再会が実現。今では月に一度、お茶会を開くほどの親しい関係に戻りました。

また、使わない衣類を寄付するため福祉施設を訪れたことがきっかけで、現在はボランティアとして週に一度活動しています。そこでの出会いが新たな人間関係を広げ、人生の彩りとなっています。

## エンディングノートがもたらした家族との絆

終活の代表的なツールである「エンディングノート」。最初は書き始めるのに勇気がいりましたが、自分の人生を振り返り、大切にしてきた価値観や望む最期の形を書き記すことで、自分自身を見つめ直す貴重な機会となりました。

そして最も大きな変化は、家族との関係です。エンディングノートを書く過程で、子どもたちに「もしものとき」の希望を伝えました。最初は重い話題に戸惑いもありましたが、次第に深い会話が生まれるようになったのです。

「お父さんがどんな人生を送ってきたのか、改めて知ることができた」と息子は言います。娘からは「自分の価値観や生き方について考えるきっかけになった」と言われました。終活が、世代を超えた対話を生み出したのです。

## ミニマルライフで広がった行動範囲

物や執着が減ることで、心にも余裕が生まれました。「持ち物を減らして身軽になれば、行動範囲も広がる」という言葉通り、旅行の荷物も最小限に抑えられるようになり、思い立ったら気軽に出かけられるようになりました。

昨年は念願だった四国遍路の一部を歩き、今年は北海道一周の旅を計画中です。若い頃からの夢だった旅行が、ミニマルライフのおかげで実現しています。

また、物を購入する際の判断基準も変わりました。「本当に必要か」「自分を幸せにしてくれるか」という問いに正直に向き合うようになり、結果的に消費も減り、貯金も増えました。この金銭的余裕が、さらに心の余裕を生み出す好循環を生んでいます。

## デジタル整理で見えた新たな可能性

終活の一環として取り組んだのが「デジタル終活」です。スマートフォンやパソコンの中も、物理的な空間と同じく整理が必要でした。

写真の整理をしながら、旅行や家族との思い出を振り返ることができました。そして、それらの写真をデジタルフォトフレームに表示することで、日常的に良い思い出に触れられるようになりました。

また、パソコンのファイル整理をしていたところ、若い頃に書きためていた小説の下書きを発見。それをきっかけに創作活動を再開し、現在は地域の文芸サークルで活動しています。眠っていた自分の可能性が、デジタル整理によって目覚めたのです。

## 「終活」と「ミニマルライフ」で見つけた新たな生きがい

これまでの人生で集めてきた物や経験を整理することで、自分が本当に大切にしてきた価値観が明確になりました。そして、残りの人生をどう生きたいかという指針も見えてきたのです。

具体的には、「人との繋がりを大切にすること」「自然と共に過ごす時間を増やすこと」「学び続けること」の三つが私の生きがいとなっています。

地域のコミュニティカフェでの活動、近くの森での散策、市民大学での歴史講座受講など、新たな活動が私の日常に彩りを加えています。どれも物ではなく、経験や関係性に重きを置いたものばかりです。

## 60代からの人生設計 - 「引き算」の生き方

「終活」と「ミニマルライフ」を通じて学んだのは、人生の後半戦は「足し算」ではなく「引き算」の生き方が豊かさをもたらすということです。

物を減らし、不要な人間関係や義務から解放されることで、自分にとって本当に大切なものに集中できるようになりました。

時間の使い方も変わりました。「やらなければならないこと」より「やりたいこと」を優先するように。もちろん、責任を放棄するわけではありませんが、自分の限られた時間と体力をどこに使うか、より意識的に選択するようになったのです。

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