2025.04.04
# 実家の片付け1ヶ月で完了!生前整理のプロが教える時短テクニック
実家の片付けは多くの方にとって大きな課題です。特に親が高齢になってきた場合、「生前整理」として片付けを手伝うことになる方も少なくありません。しかし、何十年も住み続けた家には膨大な量の物が蓄積されており、どこから手をつければよいのか途方に暮れてしまうことがほとんどです。
今回は、生前整理の専門家として多くのご家庭の片付けをサポートしてきた経験から、実家の片付けを1ヶ月で完了させるための効率的な方法をご紹介します。
## なぜ実家の片付けは進まないのか?
実家の片付けが進まない主な理由はいくつかあります。
1. **感情的な要素**: 思い出の品々との分離に伴う感情的な負担
2. **量の多さ**: 数十年分の蓄積物の膨大さ
3. **決断の難しさ**: 「捨てる・残す」の判断基準が曖昧
4. **時間的制約**: 遠方に住んでいたり、仕事が忙しかったりして十分な時間が取れない
5. **家族間の意見相違**: 何を残すべきかについての家族間の意見の不一致
これらの障壁を乗り越えるためには、明確な計画と効率的な手法が必要です。
## 実家の片付けを1ヶ月で完了させる全体計画
- 家全体の写真撮影(部屋ごと、収納スペースごと)
- 各部屋の物量チェックリスト作成
- 全体スケジュールの立案
- 家族間での役割分担の決定
- 「残す・寄付する・売る・処分する」の4分類ルール作成
- 仕分け用のボックス、ごみ袋、ラベルなどの購入
- 地域のゴミ出しルールの確認
- 不用品買取業者、遺品整理業者などの事前リサーチ
- 書類の整理(重要書類の選別と保管)
- 本・雑誌の仕分け
- 装飾品・思い出の品の選別
- 家具の処分判断
- 衣類の仕分け(季節別・使用頻度別)
- 寝具の確認と処分判断
- 収納スペースの整理
- 食器・調理器具の仕分け
- 食品ストックの確認と整理
- 小型家電の動作確認と処分判断
- 洗面用具・薬類の確認と整理
- タオル類の仕分け
- 納戸・物置などの整理
- 不用品の買取り・寄付手続き
- 粗大ゴミの予約と搬出
- 残すものの梱包と整理
- 空になった収納スペースの清掃
- 各部屋の掃除(床・壁・窓)
- 残した物品の最終確認と配置
- 重要書類のファイリング完了
- デジタル化した思い出の整理
- 片付け完了のふりかえりと記録
## プロ直伝!効率的な片付けの4つのテクニック
迷いがちな物の判断に「3秒ルール」を適用します。アイテムを手に取って3秒以内に「必要か不要か」の判断ができない場合は、一旦「保留ボックス」に入れておきます。保留ボックスは最後にまとめて判断するため、作業の流れを止めません。
これにより、一つのアイテムに長時間悩むことなく、スピーディーに作業を進められます。
思い出の品は捨てるのが難しいものです。そこで有効なのが「デジタル化」です。
- 手紙やカードは写真に撮る
- 子どもの作品や昔の写真はスキャンする
- 立体物は複数アングルから撮影する
デジタル化することで、物理的なスペースを取らずに思い出を保存できます。特に高齢の親にとっては、タブレットで簡単に見られるデジタルアルバムのほうが、重い写真アルバムをめくるより便利な場合もあります。
家族や友人の助けを借りられる場合は、作業を同時並行で進めましょう。
例えば:
- Aさん:書類の仕分け
- Bさん:衣類の仕分け
- Cさん:不用品の運び出し
このように役割分担をすれば、一人でやるより何倍も効率が上がります。また、判断に迷ったときにその場で相談できるメリットもあります。
「何を捨てるか」ではなく「何を残すか」という視点に切り替えることで、判断基準がクリアになります。特に、以下の基準で残すものを選びましょう。
- 現在も使用している
- 法的に保管が必要(契約書など)
- 強い思い入れがある(最優先の思い出の品だけ)
- 金銭的価値がある
これ以外は基本的に処分の方向で考えると、作業がスムーズに進みます。